iPhone アプリ「QuickCall」 をリリースしました!
アプリのご紹介
underscoreより、iPhoneアプリ QuickCall - サクッと電話できるアプリ をリリースいたしました。
このアプリは、いざという時に役立つ番号にクイックにコールできるアプリです!
基本的な使い方
アイコンをタップ
起動後、4つのボタンが表示されます。
タップすると、画面のように、ボタンにセットされている電話番号を確認できます。
"電話をかける" をタップ
電話番号を確認後、「電話をかける」をタップすると、選択した番号に素早く電話をかけられます。
※ 日本道路交通情報センターの情報提供番号に架電した時の画面です。
アプリの特徴
慌てず電話できる
警察や救急・消防などの緊急番号をプリセットしています。
いざという時も慌てずワンタップで目的の番号にかけられます。
簡単操作で別の番号をセット
あらかじめ内蔵された番号からチョイスして、4つのボタンにセットできます。
交通機関の予約・忘れもの問い合わせ番号や、各種相談電話の番号など、100種以上の番号を収録しています。
UI設計
本アプリの UI 設計は、はじめにホワイトボード上で行われ、固まった段階で、THE GUILD様のストアにて販売されている、プロトタイピング・パッドを使って行いました。
プロトタイピング・パッド上では、実際の iPhone と同じ大きさの画面上で ペンを使った UI 設計を行えるため、実際の画面をイメージしやすくなっています。
アプリ設計的な議論
コレが、QuickCall のアプリ設計について、チーム内で議論した過程で使ったホワイトボードです。
ココでは、主に以下の様なことについて話し合われました。
- アプリ側と Today Extension 側の共通で持つ永続化領域を確保
- 写真では "shared container"
- 実際は App Group を活用
QuickCall は、当初 ウィジェット機能を使って電話をかける構想でしたので、アプリと共通で扱える永続化領域が必要、ということになりました。
- Embedded Framework を使用
- モデルが持つプロパティを列挙
Today と アプリ側で、共通のモデル・サービスクラスを使うため、Embedded Framework を使うことになりました。
Embedded Framework や App Group については、当ブログでも扱っており、以下のページ内で、いくつかの記事を見つけることができます。ご参照ください。
App Extensions | 特集カテゴリー | Developers.IO
※ Today から 電話アプリに飛ぶことについては、Apple のレビューガイドラインに抵触するということで、機能自体が廃止になりました。その代わり、当初7つ程だった電話番号を大幅に拡充し、生活に密着した電話アプリとしてリニューアルしました。
ブラッシュアップ
左が初期バージョン・右が最終バージョンです。見栄えが良くなったことがわかると思います。
アイコンが本番用になり、ナビゲーションバーの色が QuickCall のテーマカラーになりました。また、TableView を Section で分けました。
まとめ
作成に当たっては、UI 設計、アプリの設計、実装、といった過程を通過し、サブミット、修正、リリースと進んでいきます。
本記事では、そんなプロセスの一部をお見せいたしました。
生活に密着した、必携アプリになったと思います。ホーム画面に入れておいて損はないと思いますので、ぜひダウンロードしてみてください。
最後に
本アプリは、underscore / クラスメソッド 内の多くの方のご指導・ご協力によって完成しました。感謝です!